ホームカラー、セルフカラー(市販)って何で傷むの?
Q、白髪が多くて気になる。。。
でも、1か月に1~2回は白髪染めないとでてきちゃうし、、、
美容室で染めるのは高いし、なかなか時間を作るのも大変だし。
やっぱり、市販のカラーが安いし家事の合間に染められるから一番!!
でも、髪の毛が絡やすくなったのとこのギシギシ感と毛質が細くなった気がするの
は、、、
A、はい、完全にホームカラーが原因です!

割とこんなやり取り多いんですよね。(;^ω^)
じゃ、なんでホームカラーって傷むの?やっぱりお店のカラー剤と違うの?って話にな
るんですけど、、、
まあ、正確に言うと製法が多少違かったりしますが、
「美容室だろうが、市販薬だろうがほぼ一緒!!」
です。
どっちかっていうと「薬の使い方」「やり方」が一番重要なんです!
皆さん、ホームカラーするときってどうやって染めてます??
1、まず薬を2種類混ぜて~~(シャカシャカ混ぜたり、かき混ぜたり)
2、混ざったら、手袋して人によってはハケを使ったりして、、、
(泡タイプだろうが、クリームタイプだろうが、、、)
3、気になるところに塗る!!もしくは、頭のてっぺんから、どん!!
4、まんべんなく全体についたら、しゅーりょー。
5、人によっては、ラップでぐるぐる。
6、家事やってたら「あ、1時間たってる(;゚Д゚)」
、、、
はい、アウト~~~~!!!です(笑)
そうなんです、ここの行程のどれがダメだと思いますか?
レッツ!!☆シンキングタ~~イム!!
、、、
(完全平成初期のクイズ番組ですね。。。)
、、、
冗談はさておき、正解は「4,6」二つがアウトです!
まあ、予想通りだと思いますが(;^ω^)
カラー剤は混ぜたその時から「化学反応」が始まります。
その化学反応している薬品を髪の毛につけることで、「脱色」と「染色」の両方を同時
進行している状態なんですよね。
この「脱色」が髪の毛のダメージになるんです!(正確にはアルカリも)
ってことは、カラー剤が付いたところはダメージする!
例えば月1で染めてたとして、毎回毛先まで染めてたとしたら、だいたい女性で髪が短い
人でも一番長いところで20~30CMはありますので、毛先は20~30回カラー剤がついて
るってことになり、ダメージしてない状態が100%だとして、一回のカラーでダメージが
5~15%のダメージ率だとすると、、、?
あれ?10~15CMくらいのところから髪の毛ボロボロじゃない?
こうなるんです。。。
しかも、薬がついてる状態って髪の毛は繊細な状態なんですけど、その状態で毛先まで
薬を伸ばそうとガシガシくしでとかして物理的ダメージも加えたとしたら、、、
ダメージ率プラス5%!!
さらに、20~30分放置のところ1時間も放置したら?
さらにプラス5%!!
そう、カラーでの髪の毛のダメージは本来5%で設定されてても、やり方次第で25%くら
いまで上がる可能性があるんです!
じゃあ、どうすればいいの?ってなるんですけど。
「正確に根本の伸びてきた部分のみ染めてください!」
としかいえないんです。。。
無理ですよね。旦那さんとか友達が手伝ってくれない限り。
美容師は正確に根本のみを染めたり、毛先まで染める時も時間を調節したり、薬剤を調
節出来たりするんです。(2剤の濃度を調節したり、短時間で染まる配合にしたり)
これが美容室とセルフ(市販)の「差」ですかね。
ダメージ気にするならお店で「リタッチ」のみしてもらいましょうね。
ダメージ多いとパーマもストレートもできなくなっちゃいますからね(;一_一)
ではでは。