理論的美容師キタバヤシ。髪の毛や美容師の本当の話!?

美容師の本当のところや、目から鱗の内容、また一般に出回っている髪の毛の知識の本当のところ、よく聞くお客様からの疑問などを書いております♪ 記事の内容に関しては基本、ディーラーに騙されている美容師、美容師に騙されているお客様を救うための内容です! ​ 本当に髪に悩みのある方用の内容で理系の変人美容師【レディク】の無為自然なブログなので、興味のある方のみ読んでください。

シャンプー、解説分析を参考にしてはいけない!?


シャンプー分析サイトありますよね~。



成分を見て、こうだからいい、こうだから悪いって書いてあるやつ。。。





あれ、実は、、、





全く参考にならないんです!!!





Σ(゚Д゚)!?






ここに関しては、北林が書くよりもう書いてある記事のほうが分かりやすいので、引用しま


す!!




え?手抜きだって!?



、、、



大正解です(笑)





だって、北林が書くと難しくなってしまうんですもん。。。


ってことで、引用します~。



(北林愛用のDO-Sシリーズの制作者のブログより一部抜粋)




シャンプー解析、分析を参考にしてはいけない理由


シャンプーやトリートメントの内容成分や界面活性剤を 解析、分析して 鑑定したり 格付けしたり・・・ そんな シャンプー解析サイトが沢山ある。 ○○○シャンプーは五つ星で洗浄力もマイルドで優しいシャンプーである! このシャンプーは 成分解析すると石油系の刺激の強い 界面活性剤を使用しているので とても危険なので駄目シャンプー! ある程度 薬品に関しての知識のある人が書いてるもんだから 専門用語が羅列されてあるし 素人が読むと 妙に納得しがち・・・ 中には なかなか するどい指摘をしている場合もあるんだが これらのシャンプー解析や分析の結果のほとんどは シャンプーに含まれる内容成分だけの考え方であり 薬学や成分研究からの目線で 髪の毛や頭皮などから 考えたモノは皆無に近い。。。 そんな シャンプーを 内容成分の分析や解析のみで 評価・採点しても 信憑性があるのだろうか? このシャンプーは 石油から合成されてる 界面活性剤を使用してるから 駄目シャンプー マイルドな成分、オーガニックだから安心・安全!!! それって 本当なのだろうか?



シャンプー解析って どうやってするの?

これは 実に簡単な方法である

シャンプーボトルの裏に 内容成分が書いてあるハズ そこに書いている成分を ネットでも調べりゃ簡単だ。。

場末のぢ〜ぢ程度の 田舎の美容師でも 配合されている 界面活性剤の特徴や 保湿剤や補修成分などの 添加物を見抜いて その成分同士の 組み合わせ方や 全体の成分構成やらで な〜んとなく そのシャンプーの狙いどころは想像できる。

あ〜このシャンプーは こんな髪をこんな感じの洗い上がりにしたいんだな! だいたいこんな手触りで こういう質感狙ってんな〜! 程度の事なら それほど難しいものじゃない。

配合成分の多いもん順に書いているから ここらで だいたいのシャンプーの特徴は理解できる。

そう シャンプーの成分解析

ある程度 そのシャンプーの狙いやどんなモノかは 想像できるようになるのは 間違いはないだろう。

卓上の理論でなら ある程度までは 成分でわかる。



シャンプー解析はアテになるの?

ボトルの裏の内容成分表をみれば どんな成分が使用されているのかは 解る(誰でも)

ただ 決定的に解らないものがあるんだ そのシャンプーの内容成分自体は 簡単にわかるんだが

成分表を見ただけでは 絶対に解らないのが

どのくらいの量が配合されているか!?

そ〜

そのシャンプーに その成分が 何%はいっているか? などの それぞれの成分の配合量は 作ってるメーカーにしかわかんない! という事実。。

ほとんどのメーカーは その成分の配合量は公開していない。 ってか 公開なんかできるわけが 無い!

企業秘密に決まってるじゃないか!

って〜ことは

シャンプーの成分自体は 解るし 表示の順序から 配合の多い順番ぐらいは解る

ただ 正確な配合量やミックスしたバランスはわからない・・・

よく シャンプーの粘度でわかるとかいう美容師もいるが 残念ながら シャンプーの粘度は カチセロとかの増粘剤で なんとでも 調整が効くので ここで判断するものでは無い。


シャンプー解析、分析を参考にしてはいけない理由

それは

界面活性剤の正確な配合量がわからないから!

たとえば

身体や頭皮に 悪い 駄目シャンプーとかに使われている 高級アルコール系の界面活性を Aとする

逆に お肌や髪にも優しい 天然オーガニック?で作られた アミノ酸系界面活性剤を Bとする

まず 界面活性剤の洗浄力を 比較する。。

Aの高級アルコール系の 界面活性剤は なんせ 洗浄力が高く 刺激も強い 危ない成分だから 洗浄力は 高い!

んで Bのアミノ酸系界面活性剤は お肌や髪に 安心の成分なもんで マイルド(優しい) 当然 洗浄力は低い!




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シャンプー解析や分析で よく書かれている

危険な石油系の合成界面活性剤の洗浄力 → A

安心・安全なアミノ酸系界面活性剤の洗浄力 → B


シャンプー解析やら シャンプー分析でこいつをみると

Aの界面活性剤を使用しているシャンプーは 刺激も強く 髪や頭皮に悪いので 使用してはいけないシャンプーになり

Bの界面活性剤を使用しているシャンプーは マイルドで 髪や頭皮にとても優しい 良いシャンプーという事になる

シャンプー解析はこういった 考えで繰り広げられているのだ!

本当に その界面活性剤の 刺激性や危険性だけで 判断していいのだろうか???

たとえば Bのような 髪や頭皮に安心・安全な 天然オーガニックアミノ酸系界面活性剤なんかじゃ 頭皮や髪の毛の汚れなんか 気のせい程度ぐらいしか落ちない場合もある訳で

AとBの界面活性剤を使用して 同程度の洗浄力を持たせた シャンプーと作ろうとすると?

すると さっきの AとBの界面活性剤の そのシャンプーに入れられている

配合量は?





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洗浄力の高いAの界面活性剤の使用量は少なくて済むのだが

マイルドだけど 洗浄力の弱いBで 同じ程度の洗浄力を発揮させようとすると

当然 Bの界面活性剤を 沢山の分量を配合しなければならない理屈。

界面活性剤が 身体に悪いという 考えで言うと 成分自体は 洗浄力が高く悪い成分と言われる Aは配合量が少ない

逆に いくら優しいと言われる Bでも 沢山の量が 配合されていると けっして 身体に安心、安全だとは言い切れないんじゃないの?

もしかして

Bの沢山配合されてるシャンプーより Aの少量のほうが 刺激も少ないかもしれないでしょ!?

すると Aのシャンプーのほうが 洗浄力は強いけど マイルド(優しい)シャンプーかもしんないね・・・

洗浄力の強い成分を 少量使うのと 洗浄力の弱い成分を 大量に使うのは どちらが マイルドとか 比較になりません♩




(場末のパーマ屋の美容師日記より一部抜粋)




はい~、全部抜粋しました~(笑)





分かりやすいですよね?



ってことで、全く参考にしてはいけないんです!!



(これと同じことを以前、北林もやっていましたが(;^ω^))





ってことで、アミノ酸系のシャンプーがいいってわけではないですからね~。。。



あ~、今回は楽だった(笑)


ではでは。