理論的美容師キタバヤシ。髪の毛や美容師の本当の話!?

美容師の本当のところや、目から鱗の内容、また一般に出回っている髪の毛の知識の本当のところ、よく聞くお客様からの疑問などを書いております♪ 記事の内容に関しては基本、ディーラーに騙されている美容師、美容師に騙されているお客様を救うための内容です! ​ 本当に髪に悩みのある方用の内容で理系の変人美容師【レディク】の無為自然なブログなので、興味のある方のみ読んでください。

カラー前に濡らす?濡らさない?

よく北林はカラーリング(全体)を染める前に髪の毛を濡らしてから施術するのです

が、その際に「髪の毛濡らしても染まるんですか?」って聞かれたりします。。。

ん?

髪が濡れてると染まらないなんて誰が言った!?

って、よくなります。

まあ、理論もよくわかってない美容師が吹き込みそうな内容ですが、、、(;^ω^)

あ、ディスってるわけじゃなくて、

恐らく知らないだけか、先輩からそう教わってきたか、あきんどディーラーにそそのか

されているだけかはわかりませんが。



基本、なんで濡らしちゃダメって美容師やディーラーさんが言うかというと、、、

濡れていると、水がカラー剤の濃度を薄めてしまい、染料が薄くなってしまう、また粘

性が弱くなるので塗布量が乗せにくいなどがあるから染まりづらくなってしまう、色彩

が出にくくなってしまうなどの理由だと思います!

(ディーラーさんからすると濡れていないほうが塗布量必要なので、よりいっぱいカラ

ー剤かってくれますからね(;^ω^))

あれ?じゃ、濡れてちゃダメじゃんってなりますよね?

違うんですよね~(-ω-)/

じゃ、逆に濡れているときと濡れていないときの「差」ってなんだ?って話なんですけ

ど、、、

キューティクルが開いているかどうか!

髪の毛が濡れると水素結合が切れて、キューティクルが開いた状態になっています。

この上からカラーをするとカラーの染料が中に入りやすい!!

しかも、個人的にはカラー剤が伸びやすくなるのでムラになりにくい!

なので、リタッチだけだったり、シミやすかったり、よっぽどムラがあったりしない限

り濡らしてからカラーします!

(シミやすい人はできるだけ自分の皮脂で頭皮が守られている状態のがシミにくいです

し、ムラがあると濡らしてしまうと見分けにくくなるので。)

ここで反論がある人は、塗布量が薄くなってしまうじゃないかというんですけど、

それはあなたの技量がないだけ!!(笑)

だって、北林はこれでも塗布量乗せられますから!

あ、でも勘違いしないでほしいのは乾いてても髪がカラー剤で結局濡れるので、ちゃん

と染まりますよ。

結論からいうと「濡れてようがいまいが、どっちでもいい!!!」

ただ個人的な観点からすると、

・一回濡らして髪の絡みが取れていたほうが引っ掛かりなどで物理ダメージしにくい

・薬剤でキューティクル開くより水で開いたほうがダメージ少なそう

・濡れていたほうが滑りがよく無駄にコーミングで傷めなそう

・単純に塗りやすい(笑)

これらの理由で濡らすことが多いですね。

実際に濡らしたら思ったより色味が薄かった、沈みが浅かったって美容師いますが、

それはあなたの技量がないだけ!

髪質や濡れている状態、ダメージ具合や今の髪色を考慮してカラーの配合が出来ていな

いだけですから。

あ~、美容師に反感かいそうな記事になってしまった。。。

まあ、事実だから仕方ない。(笑)

ではでは。



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