処理剤の重要性!?
よく美容室でカラーやパーマなどの薬剤系メニューをすると、
「処理剤つけときますね~。」とか。
「薬剤処理しますね~。」とか。
言われると思います。。。
そりゃ、お客さんからしたら「?」ですよね(;^ω^)
そりゃそうですよね。
ちゃんとパーマやカラーの後は流してるし、シャンプーもしてるのに処理剤?
何を処理してるの?ってなりますよね。
処理っていうかつけとるし!!!(笑)
そんな疑問を簡単に説明しますね。

これは皆さんご存知かもしれませんが、髪の毛はpHが弱酸性なんです!
よくCMとかでもやってますよね。
水と同じ中性がpHが7に対して髪の毛や肌はpHは6~6.8程度なんです。
なんですけど、パーマやカラーの薬はpHが結構アルカリ性のものが多いんです。
(アルカリ性に寄らせないと還元剤が働きにくいって理由が多いんですけど、これを説
明し始めると難しくなるのでやめときますww)
簡単にいうと、髪の毛がこの弱酸性の状態から変化してしまうと傷みます!
なので、アルカリ性の薬剤をつかってくと傷むんですけど、これをシャンプーしたり流
したりしてもpHが弱酸から偏ったままになってしまっている場合があります。
なので、ここで施術の最後に処理剤の登場です!!!
pHを元に戻すために、酸リンスやアシッド剤、キトサン(リンゴ酸etc含む)などの処
理剤を使ってもとにもどすんですね~。
あ、あと「過酸化水素」ってのも残留するとアルカリに寄ってる場合に髪の色素を壊し
たり、ダメージさせたりする場合があるのでこれも処理剤で処理します。
これの時は「ヘマチン」や「カタラーゼ」が主体ですね。
まあ、過酸化水素はH2O2って化学式なので、すぐに水のH2Oに戻るからあんまり気にし
なくていいと思いますけど念のためって感じですよね。
ここまでくるとこんがらがってきますよね(^▽^;)
はい~、簡単にしま~す!
「髪の毛にアルカリ剤、過酸化水素があると傷むからこれを取ってくれる薬を付けてる
だけ!」
最初からそう言えよって話ですね(;´Д`)
(薬剤メニューしてから3日~1週間くらいはアルカリや過酸化水素が残留してる場合が
あります。その時は気にならんくてもあとから痛みが気になる場合はこれが原因だった
りします。だから処理が重要なんですね。)
あと、処理剤には施術前にする「前処理剤、前処理Tr」や薬剤使用中にやる「中間処理
剤」ってのがあるんですけど。。。
中間処理は場合に寄ってですが、前処理に関しては、、、
いらない!!!( ̄д ̄)
これはあくまで個人の意見です。
前処理ってのは薬剤から守ったり最初に補給したりするんですが、守ってその分薬剤を
強くするなら全く意味ないですし、たんぱく質やアミノ酸を補給しても薬剤の邪魔しか
しないのと全く髪と結合する原理がないので、、、
いらない!!!(´ー`)
だったら、薬剤を弱くするか時間を短縮したほうがよっぽど傷まないと思いますので。
だから、北林は前処理や中間処理はほぼ使いません!!!
いつも僕に施術されている方はご存知だと思いますが、手抜きや雑なわけではないので
ご了承お願いいたします。m(__)m
毛先に薬剤を付けない場合や、中間での熱処理の緩和や保湿などではたまに使いますけ
どね。
なので、「後処理は重要だが、前処理、中間処理はいらない!」
これが北林理論ですww
詳しく聞きたかったら、直接聞いてください!(笑)
ではでは。