理論的美容師キタバヤシ。髪の毛や美容師の本当の話!?

美容師の本当のところや、目から鱗の内容、また一般に出回っている髪の毛の知識の本当のところ、よく聞くお客様からの疑問などを書いております♪ 記事の内容に関しては基本、ディーラーに騙されている美容師、美容師に騙されているお客様を救うための内容です! ​ 本当に髪に悩みのある方用の内容で理系の変人美容師【レディク】の無為自然なブログなので、興味のある方のみ読んでください。

カラー剤でおでこが染まっちゃう!?


ファッションカラーをしているなら大丈夫ですが、、、



グレーカラー(白髪染め)をするとおでこが染まってしまう。。。





これからお出かけなのに、、、




ど~にかならんのか!?(゚Д゚;)





f:id:hironobuki1220:20210421142938j:plain








嫌ですよね~、いかにも染めてきました!!って感じが出るし。



この白髪染めで頭皮が染まる問題なんですけど、


これはその色にもよるんですよね~。。。




明るめに染めていれば、そもそもあんまりおでこ染まらないし、、、



暗めにしたりダーク色(アッシュ系)とかで染めるとつきやすかったりするし。。。





これはカラー剤に含まれている染料(色の量)に関係してくるところなんです。





そこはどうにもならないとして、


どうやったらこれがつかないようにするかって話なんですけど、、、




まずは、


1、そもそもカラー剤をつきにくくする!



これが第一段階ですかね~。





じゃ、どうするかというと、、、、




美容室には大抵、保護クリームっていう頭皮が荒れやすい人用の頭皮の保護剤みたいなのが


あるんですけど(ないところもあるかも(;^ω^))



これを顔周りに塗っておく!


で、ついても保護クリームで取れやすくしておくってところと、、、




なるべく、生え際よりおでこ側につかないようにする!



単純な話ですけど、おでこにカラー剤がついていなければそもそもそまりませんしね(-_-;)





これが付きにくくする方法で、



2、ついてしまった色を出来るだけしっかり取る





まあ、当たり前なことですよね。。。




じゃ、どうすれば取れやすいかというと、、、




染め終わってシャンプーするときって、ちゃんとした美容師なら乳化って作業をするんです


けど、、、



シャンプーボウルに水をためて、ばしゃばしゃ水かけてたり髪の毛をもみこんだりしてる


「あの作業」ですね!




あれって、色をなじみやすくするとかpHを徐々に下げるっていう目的もあるんですけど、



あの時にどうするかで、だいぶカラー剤の色って取れやすくなります!




カラー剤の中には「界面活性剤」が入っているんですけど、それが水と混ざるとカラー剤が


クリーム状からどろっどろの泥水みたいになるために入っているんですよね。



なので、あの乳化作業の段階でおでこについてしまった部分を水でコシコシしてあげると取


れやすくなります!



ホームカラーしてるかたも一緒ですからね~、試してみてください!



カラー剤はカラー剤同士で落とす!




こんなイメージで乳化すると取れやすくなりますね!!


カラー剤にはカラー剤を落としやすくする界面活性剤が入ってるってことです。





これでも取れなかったら???



もう、カラーリムーバーしかないですね(;^ω^)



カラー剤を取れやすくするふき取り用化粧水みたいなものがあるんで、これでふき取るって


ことですね(これもないところあるかも、、、)




まあ、これでも落ちにくかったらシャンプーしたりして地道に落としていくしかないですか


ね。。。




ここまで聞いて、思ったかもしれませんけど、、、、



そうです、カラー剤でどれだけおでこが染まるかは、、、



担当の美容師次第!!!!



やってくれる人がどうにかしてくれないと、おでこにがっつり跡がつくってことですね、、





これ以上はノーコメントで。。。


ではでは。

#駒ケ根 #美容室 #伊那 #美容院 #宮田