パーマ右側がかかりにくい問題。。
パーマをかけたことがある方で何人かの方は感じたことがある内容だと思います!
パーマをかけてもらったときになんか右側が左側に比べてカールがゆるい気がす
る、、、
また、きれいにかかってたパーマが取れてきて左は残ってるのになぜか右側だけがほぼ
ストレートになっちゃってる~。。。
なんて、経験ありませんかね?

これは美容師がへたくそなわけじゃありませんからね!(その場合もあるかもしれませ
んが、、、(;一_一))
同じようにパーマを巻いてるし同じ薬でかけてるのになんで右側だけ?っていう疑問に
対する理由を説明いたします!!
1、生え癖問題
日本人の大抵の方はつむじが時計回りに回っています!
なので、頭頂部から見て左側は前の顔側に向かって生えているのですが、右側は後ろの
後頭部側に向かって生えている状態になります!
大抵のパーマは顔の前側にカールを出すスタイルが多いので、そもそもの毛流れが逆に
なってしまっているため、同じカールをかけても右側が一回後ろに流れてからカールが
出る分、ゆるく見えてしまう!ってことですね。
ただ、日本人全員がつむじが時計回りか?っていうとそうでもないんですよね。
逆時計回りだったりつむじが2つあったりいろいろなので、これが原因とは断定できない
感じです!
2、毛髪の構造問題
これが一番関係ある問題ですね。
髪の毛はいろいろな結合で出来ています!(水素結合、イオン結合、シスチン結合、ペ
プチド結合)
これらがどんな結合の形をしてるかというと時計回りのらせん状で出来ているんです!
そう、髪の毛の結合自体が時計回りなのでその逆回りになってしまう右側がかかりづら
くなってるんですね!!
こればっかりはどの程度の結合の強さなのか、髪質関係なしの話になってしまうので美
容師側もパーマをかけてみないと全く分からないのです(;´Д`)
なので、出来るだけギャップがないように薬を右からつけるとか右側のロッドを細めに
するとかできるだけ戻る力を弱めるとか(応力緩和)して対応するわけです!
3、その他
一言でいうと、「美容師の力量不足」ですかね。。。
こればっかりは同じ立場として、もうすいませんとしか言いようがないですね(;一_一)
同じお店ならまだしも他店の美容師の力量までは面倒見切れませんので、、、
てなわけで、なぜ右がかかりにくいのかの説明でした~~。
もし、この経験がある方は最初に美容師に伝えておくとスムーズだと思いますよ!!
ではでは。【駒ヶ根 美容室 北林 伊那 美容院】