理論的美容師キタバヤシ。髪の毛や美容師の本当の話!?

美容師の本当のところや、目から鱗の内容、また一般に出回っている髪の毛の知識の本当のところ、よく聞くお客様からの疑問などを書いております♪ 記事の内容に関しては基本、ディーラーに騙されている美容師、美容師に騙されているお客様を救うための内容です! ​ 本当に髪に悩みのある方用の内容で理系の変人美容師【レディク】の無為自然なブログなので、興味のある方のみ読んでください。

パーマ?デジタルパーマ?何が違う??

デジパとかデジタルパーマってよく聞くけど、普通のパーマと何が違うの?

っていうか、デジタルって何がデジタル?

そんな電気的とか電子的なパーマなの?

よくある疑問ですよね。(´-ω-`)

今回はデジタルパーマ(以下デジパ)とパーマの違いをご説明します!

簡単にいうと「熱」を使うか使わないかです!

あ、パーマの時に加温機で温めてるのは違いますよ?

デジパとパーマは全く作業行程が違いますので。

普通のパーマは

ロッドを巻く→薬(液体)を付ける(加温するorそのまま)→中間水洗

(やるときやらないときある)→薬をつける(1~4回程度)→ロッドアウト

って流れだと思いますが、デジパは

薬(クリームタイプ)を付ける→流す(シャンプー)→ロッドを巻く→ロッド自体にコ

ードを取り付ける→ロッド自体が機械内蔵で発熱する→冷ます→(薬を付ける→ロッド

アウト)←逆の場合あり

って流れなんですよね。

作業工程も全く違いますが、質感や仕上がりが結構違くなります!



パーマは髪が濡れているときにカールがしっかり出ているのに対してデジパは乾かした

時に質感が本領発揮します!

デジパのメリットは完全乾燥させたときにコテで巻いたような質感(しっかり決まる)

が出せるのとスタイルキープ力が強いってことで、デメリットはしっかり乾かさないと

デジパの良さがまるでないのと、乾かし方が重要なので結構お客さんの手間がかかる

(乾かし方次第ではダレたりとれたりする)ことですね。

あ、乾かし方失敗するとダレるのは普通のパーマも一緒ですよね。

あと、ここ重要なんですけど健康毛~ミドルダメージ毛程度にしかかけられないです

ね。

これはパーマも一緒ですけど、しっかりかかる(濡れてるときと乾いたときのギャップ

が少ない)が売りのデジパをテロッテロになってる毛にかけてもしっかりかかりません

から。(;^ω^)

ってなわけで、どちらのパーマをかけるかはお客様のライフスタイルに沿って考えると

いいと思います!

朝時間がなくて髪の毛濡らしてそのままだったり寝ぐせすら直してられなかったりする

方や時間がない人は普通のパーマのほうがいいでしょうし、くるっくるになるのがあま

り好きじゃなくニュアンスカールやコテで巻いたみたいにしっかりとした大きいカール

が好きで朝、寝ぐせを直したりするのが手間じゃなくしっかり乾かすことに時間を割く

ことにいとわない方はデジパのほうが向いてますしね。

簡単に言えば、手間暇かけたくないズボラ気味の方はパーマ(気に障ったらすいません

m(__)m)、しっかりとオシャレすることに時間をかけられる方はデジパって感じです

かね。(笑)

いくらコテ巻きの質感が好きでも手間をかけられない人にデジパをかけても再現できま

せんので。

あ、ただ総合的にいうとデジパのほうが持ちがいいです!

メリット、デメリットを知ったうえでパーマを選ぶといつも好きなスタイルで生活がで

きると思いますよ(・ω・)ノ

ではでは。



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